

合冊・神典採要通解(しんてんさいようつうかい)
商品情報
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著者 山口起業(やまぐち・きぎょう)
菊判/490頁/新組/上製/函入/総ルビ
定価12,000円→特別割引価格8,400円(税込・送料奉仕)
『古事記』『日本書紀』『古語拾遺』の最重要部を撰びだして解説した書。明治年間、伊勢の神宮教院で講義の資料として用いられた神典の解説書である。ルビ完備。
商品の説明
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著者は『神判記実』(山雅房刊)を著わした山口起業である。
明治の初頭(明治6年)、神道の普及を担う教導職を養成するための機関が伊勢神宮に開設された。これが神宮教院であるが、後に神宮奉斎会に発展する。
そこの講義で使われたのが本書『神典採要通解』である。
原本は、神宮少宮司だった浦田長民(うらた・ながたみ)がものした『神典採要』であるが、これは『日本書紀』を土台として神典諸書の重要部分を採って神史の大要を挙げたものである。
この『神典採要』を更に、皇大神宮主典の山口起業 (やまぐち・きぎょう)解説したのが本書『神典採要通解』である。
原文は漢文であるが、今回の復刻にあたり、『本田親徳研究』の著者・鈴木重道が訓読文(読み下し文)を付した。
主要項目
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『神典採要通解』以外にも次の五点が本書に収められている。これがそのまま目次に相当するわけであるが、②④⑥は、山口起業の古典解釈力と霊智が光り、他の追随を許さない。
①神典採要原文・・・影印版
②神典採要通解・・・①の神典採要を読み下し文にして解説した。
③神教綱領・・・・・原文(読み下し文)
④神教綱領演義・・・③を山口起業が解説
⑤人身三要論・・・・山口起業撰(読み下し文)
⑥皇大神宮大麻奉祀式・・・読み下し文