神典
商品情報
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縦17㎝×横11,5㎝×厚さ5㎝(聖書の大きさ)/2552頁/復刻版/上製/函入/総ルビ
定価11,380円(税込・送料込)
※大きさはキリスト教の『聖書』と同じぐらいである。
神道研究に必須の『古事記』『日本書紀』『万葉集』『延喜式』『古語拾遺』『風土記』『宣命』『中臣寿詞』『令義解』『新撰姓氏録』などを一冊にまとめたのが本書『神典』である。
索引付き、総ルビ。
商品の説明
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『古事記』は第四十代天武天皇の、「諸氏の家に保存されている天皇の記録は誤りが多々混入している。今それを改めなければ、国家の行政の根本と天皇の存在意義が薄れてしまう」というお言葉がきっかけとなり編纂(へんさん)が始まったのであるが、天武天皇は雄図半ばで崩御(ほうぎょ)された。
編集が再開されたのは、第四十三代元明天皇の御代になってからである。太安万侶(おおのやすまろ)が稗田阿礼(ひえだのあれ)の暗誦(あんしょう)する古伝承を文章化し、朝廷に712年に献上した。
『日本書紀』は聖徳太子御撰の帝紀や国記をはじめとし、皇室系譜、旧辞、朝鮮資料、任那の日本府記録、大宰府記録、神社縁起、僧侶官人の日記など、きわめて多彩で豊富な資料を網羅している。史実に忠実に編集されているのが最大の特徴である。
『古語拾遺』(こごしゅうい)は、忌部(いんべ)が自らの事跡を記して朝廷に献じた書である。由緒ある忌部の血統が疎外されていることを嘆じているが、そうかといって単なる恨みの書ではない。『記』『紀』の漏れている神代の出来事を伝える重要な資料が含まれているからである。
山雅房発行の『神典解説』上下巻はこの『神典』を解説したものである。『神典解説』をお読みになる場合は、本体の『神典』が必要となる。(本体の『神典』は大倉精神文化研究所発行・神社本庁発売・山雅房取り扱い)。